エレベーターの心臓部とも言える巻上機は、エレベーターの主要な牽引機械装置であり、かごや釣合おもり装置を駆動して上下動させます。エレベーターの速度や荷重などの違いにより、巻上機も交流駆動や直流駆動、ギア、ギアレス伝動装置など、様々な仕様の製品に発展してきました。
国内牽引機械市場におけるリーディングカンパニーとして、東林牽引機械は海外市場の45%、国内市場の55%を占めています。ギア式牽引機械、ギアレス牽引機械、ワイヤーロープ牽引機械、スチールベルト牽引機械、垂直ラダー牽引機械、エスカレーター牽引機械、アウターローター牽引機械、インナーローター牽引機械など、あらゆるタイプと仕様をカバーしています。
Torin ER1LとMONA320の比較:
ER1L | モデル | モナ320 |
2:1 | 牽引比 | 2:1 |
630~1150kg | 定格荷重 | 630~1150kg |
1.0~2.0m/秒 | 定格はしご速度 | 1.0~1.75m/秒 |
320mm | 牽引輪のピッチ直径 | 320mm |
3500kg | 最大静的荷重 | 3500kg |
245kg | デッドウェイト | 295kg |
PZ1400B(DC110V/2×0.9A) | ブレーキ | EMM600(DC110V/2×1.4A) |
20 | 極数 | 24 |
低い | 定格出力 | 高い |
高い | 定格トルク | 低い |
IP41 | 保護レベル | IP41 |
F | 断熱レベル | F |
高い | 価格 | 低い |
同じ牽引比、定格荷重、定格速度の条件下で、Torin ER1L と Mona MONA320 を比較すると、次のようになります。
ER1L は MONA320 よりも極数が少ないため、ER1L の定格速度は比較的高くなります。
ER1L の定格出力は MONA320 より低く、定格トルクは MONA320 より高くなっています。つまり、ER1L は出力は低いですが、牽引力が強く、エネルギー効率に優れています。
ER1L は MONA320 よりもデッドウェイトが軽いため、より柔軟に設置できます。
予算に余裕がある場合は、パフォーマンスに優れた ER1L を優先することをお勧めします。
E-mail: yqwebsite@eastelevator.cn
投稿日時: 2025年3月21日